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新しいゴムコンパウンドにより医療機器の耐摩耗性が向上

2024-06-07

カスタム医療コンポーネントおよび医療機器のメーカーである Vesta は、医療機器の耐摩耗性と耐久性を向上させる新しいゴム配合物の開発を発表しました。このコンパウンドは、刺激の強い化学物質や研磨材と接触するデバイスで使用するために特別に設計されています。

新しいゴムコンパウンドは、VESTENAMER® 添加剤と呼ばれ、熱可塑性プラスチックの機械的および動的特性を強化する非反応性の加工助剤です。この化合物は、従来のエラストマー材料では不十分な幅広い医療用途に使用できます。

Vesta 氏によると、この新しいコンパウンドは、耐薬品性の向上、優れた耐摩耗性、磨耗や引き裂きに対する耐性の強化など、従来の材料に比べて大きな利点を提供します。このコンパウンドは加工も容易で、ポリエチレンやポリプロピレンなどのほとんどの熱可塑性プラスチックとの高い適合性を備えています。

VESTENAMER® 添加剤は広範なテストを受けており、最高レベルの安全基準が要求される、人体組織、体液、または医薬品と接触する医療機器での使用が承認されています。

Vesta のエラストマー テクノロジー グループの副社長である Derek Yee 氏は次のように述べています。 「この新しい化合物は、優れた性能特性と多用途性を実証しており、幅広い医療コンポーネントや医療機器にとって理想的な材料となっています。私たちは、この新製品が患者の安全性を高めながら、お客様の機器の寿命を延ばすのに役立つと信じています。」

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